風を読む 市場の期待とは何か?

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[Montana Market Report]

9月はリーマンがどう救われるか、AIGがどう救われるかに振り回され、
先週はこれらの決定的打開策と目された金融安定化法案を巡って上下に激しくぶれた。

この法案が、下院を通らなかったことで、スリーセブンの大暴落(本当は暴落とは言えない水準
なのに暴落と騒がれた)となったことを、人質にして、ブッシュ大統領は、そして良き部下である
ボールソン財務長官は、下院を通すべく、いかに、この法案が通らないことが、
非国民的事象であるかのプレゼンテーションに回った。

お陰をもって、まず上院で可決、(=このときは可決をきっかけにドルが売られた)
次には、期待感がピークとなり3日の投票に相当の期待が寄せられた。

市場は常に、材料だけを期待し、乱高下だけを飯として食らうようになってきた。
そもそも、法案の内容ではなく、一瞬の期待がどうなるか、だけに焦点は当てられて
来ているのだ。

先にも述べた、金融安定化法案は、その意味では、緊急事態にならないように、ゴールドマンや
AIGを救うことが念頭に置かれており、本来の景気を救うべくもの、ではなんにもない。

デリバティブで払ってきたつけをさらに、国債や、税金や、ドルを犠牲にして払おう!というものである。

金曜日のNY市場は、下院投票前が200ドル高、投票後、賛成優勢の報道で300ドル高、そのあと
可決で100ドル高、FRBはしっかりするのバーナンキ見解で変わらずとなり、
あとは、紳士的な集団によって、これらは利食い開始の合図となった。

ただ、利食いといっても、日足高値からの利食いである。
問題は、その後あり、来週の動きこそが、グリースパンの言う100年に一度かどうかの
見込み場、となる。

1929年から100年と経っていない。
それ以上のこと、とはいったい何を意味するのであろう。

一つ分かることは、お金は余っているかも知れない。
先物はゼロサムゲームなのだから。
しかし、そのお金は、セカンドライフでしか、解約できない。
問題は、ここにある。
ある物は、ない。
ただ通帳にある、と記載されている。
401kもAAAに託した年金も、すべて、あると”書かれている”のである。

今後ポールソンに・・・・・・・・・

レポートに続く。




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